ミニマリストみたいに食器の数を減らしてスッキリ暮らしたいけど…
何を基準に減らせばいいのか悩むよね
そんな悩みをお持ちのミニマリストを始めたい方に、少しでもお役に立てたらと思います。
この記事では、
- 食器の数を減らす方法
- 少ない食器の活用法
をご紹介します。
夫婦共に引っ越し経験6回ほどの我が家も、引越しを機に、ミニマリスト目指して食器の数を見直し、25枚にまで減らす事ができました。
毎日の食事を楽しみながら、スッキリ暮らすヒントになれば嬉しいです。
ミニマリスト的思考で食器の数を減らすために【準備編】
ミニマリストを目指して食器の数を減らすための準備をしましょう。
必要な食器を見極める
ミニマリストの第一歩は必要な食器を見極めることから始まります。
なぜなら、闇雲に食器を減らしてしまうと、結果的に、不便になってしまうからです。
実際我が家も引っ越しの際、食器に限らず、処分し過ぎてしまい、後悔したものも少なくありません。悲
後悔せずに、快適な生活を送るためにも、必要な食器を見極めるというステップは大事です。
必要な食器の数を把握する
必要な食器を見極めるため、普段使っている食器の数を数えてみましょう。
大体の必要数がわかれば、次のステップに進んだ時、それが大まかな目標値にもなり、捨てる捨てないの目安になるからです。
普段使っている食器の数を把握するためにできること
- 普段よく使う食器をリストアップする。
- 朝昼晩の食卓を写真に撮る。
我が家の食器棚には60枚以上の食器が収納されていましたが、よく使う食器に絞って数えてみるとなんと25枚ほどになりました。
自分の家族に必要な食器の数を把握できたら食器ミニマリストになる準備ができました。
ミニマリスト初心者が食器の数を減らした方法【3ステップ実践編】
我が家では、食器の必要数を踏まえた上で、食器を3種類に分類して見極め、食器の数を減らしました。
- 残す・処分・保留の3種類に分類する
- 不要な食器を処分する
- 保留のものをボックスで一時保管
残す・処分・保留の3種類に分類する
食器を全て食器棚から出して、残す・処分・保留の3つに分類します。
テーブルや床など、広くて見やすいところで行うようにしましょう。
3種類に分類する目安
- 残すエリア 普段からよく使っている食器、これからも使いたい食器など必要なもの
- 処分エリア しばらく使っていなかった食器、なくてもいいと判断した食器、欠けたり数が半端になってしまった食器など
- 保留エリア 残すにも処分するにも判断に迷うもの
3種類に分類できたら、残すエリアの食器は食器棚に戻しましょう。
次のステップでは、処分する時の注意点をお伝えします。
不要な食器を処分する【注意点あり】
ここでは処分エリアの食器を処分する時に気をつけたいことをお伝えします。
処分の際に気をつけたいポイント2
- 処分するまでに時間を置かない
- 誰かのいるところでは処分しない
処分するまでに時間を置かない
処分エリアに分類をしたなら、早いうちに処分してしまいましょう。
なぜなら、すぐに処分しないなら、食器棚はすっきりしても、ほかの場所でスペースを撮ってしまうことになります。
実際食器類は重量もありますから少々大変ですが、分類した勢いのままやってしまうといいです。
誰かのいるところでは処分しない
片付けや処分をするときは、なるべく一人で、もしくは価値観が似ている家族だけで行うようにしましょう。
なぜなら、処分すると決めたとしても、他の人の意見が入ることで決意が揺らいでしまうからです。
私自身も、処分しようと思ったのに、まだ使えるよー、もったいない。などと言われ、気持ちが揺らぎ、捨てるのをやめたことがあります。
親切な意見ではありますが、余分な時間もかかってしまいます。
これらのポイントをおさえて、捨てるか使ってくれる方に譲るなどして、処分しましょう。
保留のものをボックスで一時保管
分類ステップで迷ってしまった保留エリアの食器は、箱に入れ、一時保管します。
ミニマリスト初心者にやり過ぎは禁物です。
前述でも述べましたが、よく考えずに勢いで捨てすぎると後悔してしまいます。
すぐに決断できないものは一旦考えるのをやめるため、“保留”の箱に入れ、一定の期間(例えば半年、一年など)を決め、保管しましょう。
その期間の後、改めて見直しましょう。
やっぱり使わなかったな、となれば処分できますし、
出番があったなら引き続き使うことにしても良いでしょう。
- 食器の数を減らせる
- 食器棚にゆとりができ、取り出しやすくなる
- お気に入りの食器で食事もさらに美味しく‼︎
もっと食器を厳選できないかな?少ない食器で足りるのかな?と思われる方に、さらに食器を減らすアイデアを紹介します。
兼用して食器の数を減らすミニマリスト的アイデア【応用編】
上記の3ステップをやるだけでもだいぶ食器の数は減りますが、食器の兼用ができるようになれば、さらに食器を減らすことができます。
『この料理にはこのお皿!』というように、“定番”食器って決まっていませんか?
例えば…
- カレー=カレー皿
- 丼もの=どんぶり
- お味噌汁=汁碗
- 洋風スープ=スープボウル
- ラーメン=ラーメンどんぶり
これらの定番使いももちろんいいのですが、料理タイプごと、和洋折衷とそれぞれに合う食器を用意するとなると、かなりの数の食器が必要になってしまいますね。
ですから、一枚の食器でいろいろな使い方“兼用”ができるようになれば、さらにミニマリストに近づくとこができるのです!
万能使いのオーバルプレート
多少深さのある楕円のお皿です。
- 今までの使い方 パスタ、カレーライス、メイン料理、サラダなど。
- 兼用したもの 丼ぶりもの
丼物をお皿に、という斬新な方法ですが、ワンプレートランチのように盛り付けるとおしゃれに見えます。
これで、どんぶりがいらないことになりました。
汁物は全てこれ一つ スープボウル
- 今までの使い方 和風スープには汁碗、洋風スープには洋風なスープカップ
- 兼用したもの 和も洋も、どちらでも使えるスープボウルに買い替え。
どんなスープでも使えるスープボウルにすることで、出番最多の食器になりました。
和モダンなスープボウルはポタージュスープなどの洋風スープもしゃれに見えるのでおすすめです。
蕎麦猪口の意外な使い方
今まで蕎麦ちょこといえば、お蕎麦やお素麺のときしか使わないと思っていました。
出番が少なくて処分対象になりかけた蕎麦ちょこの兼用を考えた我が家の使い方はこちら。
- 今までの使い方 蕎麦つゆのみ
- 兼用したもの 朝食のヨーグルト、プリンたアイスなどのデザート、茶碗蒸し、小鉢、お漬物、ドレッシング、湯飲み茶碗 …などなど。
兼用使いをするようになったら毎日使うようになり、便利な食器になりました。
ラーメンだけじゃもったいない ラーメンどんぶり
前述で、丼ものはオーバルプレートで、と書きましたが、さすがにラーメンまではカバーできません。
どんぶりは失くしましたが、ラーメンにちょうどいいサイズの和食器を残すことにしました。
- 今までの使い方 ラーメン、うどんやお蕎麦のみ
- 兼用したもの 煮物系のおかずなど、深皿が合うもの
夕飯のメイン料理を盛り付けると立派に見えるので気に入っています。
定番使いプラスアルファの使い道を思いつくと、少ない食器でもやりくり上手なミニマリストに近づけた気がします!
食器の数を減らしてミニマリストに近づきましょう!
この記事は「ミニマリスト初心者夫婦が食器の数を減らした方法」というテーマで書いてきました。
- 必要な食器を見極めること
- 残す・処分・保留に分類すること
- プラスα兼用アイデアを考える
あとは実践あるのみです!
我が家もこの方法で食器を見直したところ、最初に考えた必要数とほぼ同じ、25枚におさえることができました。
食事は毎日のこと。楽しく美味しくいただくためにも食器は大事です。
おうち時間が長くなっている今、食器の数が少なくても、お気に入りの食器やお気に入りの使い方などを見つけて、スッキリ心地よく暮らしましょう。